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沖野忠雄って誰?あんまり知らない淀川ほろほろ!

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今日は長柄橋に来ています。川の都市大阪を代表する川『淀川』、その河川敷を散歩するためにやってきました。『ほろほろガレージ』の『ほろほろ』は散歩って言う意味ですから、たまには散歩です。はい。
『なんで淀川河川敷の散歩記事なんてあげるねん!もっとええ記事あるやろぉ〜』と思うかもしれませんが最後まで読んでくださいね、大阪の人でもあんまり知らない淀川を紹介しますから、お楽しみに!
あ、そうそう、出発前に注意事項を言いますね。
淀川の河川敷の駐車場にクルマを止める場合は、閉門が17時になります。
夕方に散歩する方は周辺のコインパーキングにクルマを停めてくださいね。

そんな訳で東に向いて出発です!
後ろに見えるのは阪急千里線の鉄橋です。
ちょっと写真では分かりにくいですが鉄橋の向こう側が長柄橋です。

おー、阪急電車がド迫力で通過ぁ〜
撮り鉄さんにおすすめです!

どんどん東に向いて歩いています。
河川敷は公園やグランドなどの施設があり、たくさんの人が遊んでいます。

河川敷には仮設ですがトイレも数箇所設置されています。

トイレにスマホは絶対に落とさないでくださいね。💦

しばらく歩くと見えてきたのが『淀川大堰』です。

『淀川大堰』は、大阪の淀川下流にある国内最大級の可動堰で水位調整や上水道供給、潮止めを担う重要な施設です。最近では新設された『閘門こうもん』により、京都から大阪湾までの船の往来が可能になり、舟運ルートとして注目されています。はい。

『淀川大堰』の横にあるのが『毛馬こうもん』です。サイクリングする方には有名な場所ですね。漢字で『毛馬閘門』と書いたらいいのになんで『毛馬こうもん』?『こうもん』だけなんで平仮名?わざと狙って書いているんでしょうか?謎ですね。
話が前後しますがそもそも『閘門』って何?ですよね。

閘門こうもん』について。
船が入る「閘室(こうしつ)」という水路の両端にゲートがあり、上流・下流の水位に合わせて水を入れ替えて船の高さを調整します。淀川大堰では最大約2mの水位差を解消し、安全に船を通します。有名なパナマ運河と同じです。なんで『パナマこうもん』って言わないかは知りません💦

たまたま工事中の看板に見取り図がありました。

毛馬こうもんのすぐそばに工学博士沖野忠雄の銅像があります。うーん聞いたことあるようなないような💦
ちょっと調べますね。はい💦

沖野忠雄博士について
淀川改良工事の責任者として、フランス式捷水路方式を導入。毛馬閘門・洗堰工事など難工事を実現し、淀川の治水と大阪港開発に尽力された方です。
1854年、兵庫県豊岡市出身の土木技師。フランスに留学して最新の河川工学を学ぶ。
帰国後は内務省で、日本各地の川と港の改修に携わり、とくに淀川改修と大阪築港に力を注いだ。その功績から「治水の神様」とも呼ばれた。

ここからが今回のメインスポット!
国指定重要文化財にも指定されています。

まず最初は『めがね橋』です。
いきなりすごい〜
水面(今はないですが)に映る姿が眼鏡のように見える独特の丸アーチ!
うーん、刺さる人には刺さるこのデザイン!これは、ニールセン・ローゼ桁という珍しい二重構造になっていているためで1914年(大正3年)に淀川改修工事の一環として長柄運河入口に架けられたのが淀川本流の付け替え工事の時、1960年(昭和35年)に現在の位置へ移設されました。はい。

めがね橋の後ろにも当時の施設が残っています。鉄の錆感がたまりませんね。でもこの辺はプロローグにすぎません。本題はこれからです。
さらに進みます!

なんじゃコラァ〜
このゲート最高やん!

レンガの壁も渋すぎる!

ゲートを過ぎると全容が見えてきました。
ここが今回のメイン!昔の『毛馬第一閘門』です!
ここを船が往来していた訳です。
想像以上に巨大な施設です。

真下まで行くとこんな感じでとても巨大な建造物です。鉄骨とレンガのコントラストが最高に美しい!

空を見ると伊丹に向かう飛行機がちょうどこの上を飛んでいきます。写真では臨場感は伝わりませんが、実際はジェットエンジンの音もしますし飛行機も大きく見えるのでプチ感動です。はい。
伊丹空港は便数が多いので少し待てばどんどん飛行機が飛んできます。

錆びついたバルブを見てるだけでもご飯三杯はいけますね。(当社比)

どの角度から見ても凄過ぎる!

そびえ立つレンガの壁!

ゲートの上にはゲートを動かすための機械が見えます。

上から見るとこんな感じです。
毛馬第一閘門は明治29年(1896年)からの淀川改修工事の一環として、明治40年(1907年)8月に完成しました。内務省技師・沖野忠雄の設計(さっき見た銅像の人物ですね。)で、最初は船舶通過用の閘門として機能し、後に大正7年(1918年)に第二閘門が追加されると洪水防御の役割もありました。 昭和49年(1974年)に現用閘門が完成し、昭和51年(1976年)まで使用されていました。

次に紹介するのは『毛馬洗堰』です。
『毛馬第一閘門』の横にあります。
毛馬洗堰は、淀川改良工事で新淀川と大川(旧淀川)の分岐点で水量を調整していました。
全長約18.4m〜53mの煉瓦・コンクリート製。翼壁付きで、洪水時の大阪流入を防ぎつつ、舟運を支えます。これも毛馬第一閘門とセットで国の重要文化財です。
作られたのは明治37年(1904年)着工、43年(1910年)完成。フランス式技術で直轄施工され、淀川の治水を抜本的に改善しました。

上部には何に使われていたかは分かりませんが錆びついた機械が置いてあります。滑車が付いているので何かを引き上げていたのでしょか。

はい、そんな訳で淀川の散歩は、いかがだったでしょうか?
淀川河川敷の散歩は、歴史的建造物好きにはたまらない贅沢な時間だったでしょ?。
これだけ大きな文化財である毛馬閘門・洗堰群が、意外と知名度が低く訪れる人も少ないのです。そのおかげでのんびりと明治の土木技術を感じながら歩けました。はい。
今まで知らなかったのですが工学博士・沖野忠雄の偉大さにめっちゃ驚きました。
その他にも周辺の見どころ満載で、蕪村生誕の地、北向地蔵、大阪城の残念石、淀川改修紀功碑など、歴史スポットが点在しています。ゆっくり歩いて淀川大堰や新設閘門も合わせて1日楽しめますので春の穏やかな1日を、淀川河川敷で過ごしてみてはいかがでしょうか。
のんびり歴史散策におすすめです。
ではでは。

淀川改修紀功碑

北向地蔵

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筆者
たけ!

チョークを戻して出発しよう!

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