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オフロードブーツ慣らし!『最初の壁』は本当にある?450km走った体験レビュー

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メルカリで、ほぼ新品・未使用のTHOR(ソアー)「BLITZ XP ATV」

メルカリで、ほぼ新品・未使用のTHOR(ソアー)「BLITZ XP ATV」を見つけ、迷わず購入しました。新品でも比較的手頃な価格ながら、作りや質感はしっかりしていて、コストパフォーマンスの高いオフロードブーツです。現在は後継モデルが販売されているようですが、初めての一足としては十分満足できる品質でした。
ただ、オフロードブーツを履いて最初に驚いたのは、その硬さです。足首がほとんど動かず、シフトチェンジにも苦戦しました。しかし、この硬さは足を守るためのもの。実際に林道ツーリングを重ねるうちにブーツも自分の足も少しずつ馴染み、今では安心して走れるようになりました。
今回は、THOR BLITZ XP ATVを履き始めて感じた「最初の壁」と、慣れるまでの体験を紹介します。
THOR(ソアー)はどんなメーカー?
THOR(ソアー)は、1968年に4度のモトクロス世界チャンピオン、トーステン・ハルマン氏が設立したアメリカのモトクロス専門ブランドです。世界選手権やAMAで活躍するトップライダーにも愛用されており、厳選した素材と人間工学に基づいた設計によって、高い安全性と快適性を両立しています。
ハイエンドモデルからコストパフォーマンスに優れたエントリーモデルまで幅広くラインナップされており、スタイリッシュなデザインも人気の理由です。今回購入した「BLITZ XP ATV」も、価格を抑えながら必要な性能をしっかり備えた、初心者にもおすすめしやすいモデルだと感じました。

THOR MX
Makers of performance motocross, off-road, adventure gear, and apparel. We are Built For This.
THOR BLITZ XP ATV オフロードブーツの側面。THORロゴと4本バックル、つま先の金属製プレートが確認できる。

ブーツの側面には大きくTHORのロゴが入り、シンプルながらオフロードらしい存在感があります。
アッパーには耐久性の高い合成皮革を採用し、つま先にはシフト操作による摩耗を防ぐ金属製のプレートを装備。ストラップは4本の樹脂製バックルでしっかりと固定でき、フィット感の調整も簡単です。万が一バックルが破損しても交換用パーツが販売されているため、長く使い続けられるのも嬉しいポイントですね。はい。

THOR BLITZ XP ATV オフロードブーツの後ろ側。4本バックルとリアデザインが確認できる。

後ろから見ると、左右のブーツを逆に置いて撮影してしまいました(笑)。そのため、THORのロゴマークの向きが合っていません。写真を見て「あれ?」と思った方、ごめんなさい💦

THOR BLITZ XP ATV オフロードブーツの内側

サイズはUS12で、日本サイズでは28cm相当です。自分は普段28cmの靴を履いていますが、普通の靴下で少し余裕がある程度。冬場に厚手の靴下を履けば、ちょうど良いフィット感になりそうです。さて、ここからが本題です。
新品のオフロードブーツを履いて最初に驚くのは、とにかく足首が硬いこと。これは転倒時に足首を守るための構造なので当然なのですが、初めて履くと「なんじゃこりゃ!」と思うほどガチガチです。
歩くのもぎこちなく、バイクにまたがるのもひと苦労。さらに、つま先がシフトペダルの下に入らず、「こんなんで本当に走れるの?」と不安になりました。
そこで行ったのが、シフトペダルとブレーキペダルの位置調整です。
スクランブラー400XCでは、シフトペダルを約10mm下げました。付け根の固定ボルトを外してペダルを一度抜き、純正位置のポンチマークを目安にスプラインを一段下げて組み直します。
続いてリアブレーキペダルも調整します。リアマスターシリンダーの調整ロッドにあるロックナットを緩め、シャフトを回してペダルの高さを合わせます。好みの位置になったらロックナットを締めれば調整完了です。
ブーツに合わせてペダル位置を調整するだけで、シフトチェンジやブレーキ操作が格段にしやすくなります。新品のオフロードブーツを履き始めたばかりの方は、無理に慣れようとする前に、一度ペダル位置を見直してみることをおすすめします。

珈琲館ガス燈へツーリング

そして、いよいよブーツの慣らしを兼ねた試走ツーリングへ出発です。実は、前回紹介した**「珈琲館ガス燈」**へのツーリングは、このオフロードブーツの慣らしも目的のひとつでした。
履きたてのブーツは想像以上に硬く、シフトアップは「よいしょ、よいしょ」と足を持ち上げるような感覚。シフトダウンも「おりゃ!」と踏み込むくらいの力が必要で、普段のライディングとはまるで別物でした。
それでも走っているうちに少しずつ感覚がつかめるようになり、無事に珈琲館ガス燈へ到着。美味しいご飯を食べながら、「ブーツも自分も少し慣れてきたかな」とひと安心したのでした。

THOR BLITZ XP ATV オフロードブーツを実際に履いた状態。ライディング時のフィット感と足首の保護性能が分か

実際にブーツを履いた様子です。オフロードブーツらしいボリューム感があり、足首までしっかり保護されているのが分かります。最初は硬さを感じますが、その分安心感は抜群です。

THOR BLITZ XP ATV オフロードブーツの後ろ姿。THORロゴとリアプロテクションのデザインが分

後ろから見ると、THORのロゴマークが映えていてなかなかカッコいいですね。今度はちゃんと左右も合ってる!(当たり前ですね💦)

THOR BLITZ XP ATV オフロードブーツを履いてトライアンフ スクランブラー400XCにまたがった様子

実際にトライアンフ スクランブラー400XCにまたがった状態です。オフロードブーツは見た目以上にボリュームがありますが、足首までしっかり保護されている安心感があります。ペダル位置を調整したことで、シフトチェンジやブレーキ操作は少しだけスムーズになりました。
とはいえ、まだブーツはガチガチ。操作にもぎこちなさが残っていて、慣らしはまだまだこれからです。焦らず少しずつ履き込んで、自分の足に馴染ませていこうと思います。はい。

THOR BLITZ XP ATV オフロードブーツを履いてトライアンフ スクランブラー400XCにまたがった様子を後ろから

後ろから。なかなかかっこいいでしょ。

歩道の段差を利用してTHOR BLITZ XP ATV オフロードブーツの足首部分を慣らしている様子

歩道の段差を見つけると、足先を乗せて足首をグイグイ曲げながらブーツにクセを付けていました。この日もバイクを降りるたびに繰り返し、少しでも早く馴染んでくれないかなぁ…と思いながら慣らしを続けていました。

新品のTHOR BLITZ XP ATV オフロードブーツでコンビニに立ち寄った様子。慣らしツーリング中の一枚

それから、ひとつ注意点があります。新品のオフロードブーツは、コンビニなどのツルツルした床では驚くほど滑りやすいです。特に雨で濡れているとさらに危険なので、歩くときは十分気を付けてください。転んだら大変ですが…でも足首だけはしっかり守ってくれるかもしれませんが(笑)。
この日は約230km走り、ブーツの慣らしをしてきました。足首は少しだけ動かしやすくなったものの、まだまだ本来の硬さは健在。もう少し履き込んで、自分の足に馴染ませていく必要がありそうです。

THOR BLITZ XP ATV オフロードブーツを履いて兵庫県の法華口駅を訪れた慣らしツーリングの様子

翌日もブーツの慣らしを兼ねて、兵庫県の法華口駅までツーリングしてきました。ここは前回紹介した、ハンバーガーが人気の駅です。
前日に約230km走ったおかげで、ブーツは少しずつ足に馴染み始め、操作性も新品の頃に比べるとかなり楽になってきました。それでもまだ硬さは残っているので、完全に慣れるにはもう少し時間がかかりそうです。
ハンバーガーが出来上がるのを待つ間も、足首をグリグリと曲げながらブーツを慣らします(笑)。また、前日のツーリングでブレーキペダルの位置に少し違和感があったため、出発前にもう一度調整してからやって来ました。

THOR BLITZ XP ATV オフロードブーツで約220kmの慣らしツーリング2日目、走行距離は累計約450km。

この日は約220kmを走行し、前日と合わせると合計約450km。ここまで走り込んだことで、ブーツの足首もようやくいい感じに馴染んできました。ブーツが柔らかくなっただけでなく、自分自身もこのブーツでのライディングに少しずつ慣れてきたようです。最初はぎこちなかったシフトチェンジやブレーキ操作も自然にできるようになり、ようやくオフロードブーツらしい安心感を楽しめるようになってきました。

THOR BLITZ XP ATV オフロードブーツで約4kmの散歩を行い、ソールの慣らしをしている様子

最後の仕上げに、ソールも早く馴染ませたかったので、いつもの散歩コースを約4km歩いてみました。
……これが想像以上にしんどい(笑)。
オフロードブーツは歩きやすさよりも保護性能を重視した作りなので、普段のスニーカーのようにはいきません。しかも、オフロードブーツ姿で住宅街を歩いていたら「何してる人なんやろ?」と思われそうだったので、人通りの少ない夜中にこっそり慣らしをしてきました(笑)。
そして家に帰ってブーツをチェックしてみると、なんとつま先の金属製プレートを固定しているネジが1本抜けているではありませんか…。幸いネジは見つかったので、しっかり締め直しておきました。新品だからと安心せず、慣らし中は各部のネジの緩みも定期的に確認したほうが安心ですね。

仲間とツーリング

そんなわけで、ようやくオフロードブーツの慣らしも完了です。
今日は久しぶりに町内の仲間とのツーリング。ブーツもすっかり足に馴染み、シフトチェンジやブレーキ操作も自然にできるようになりました。あれだけ苦労した慣らしでしたが、頑張った甲斐がありました。
オフロードブーツの慣らしは「最初の壁」と呼ばれることがありますが、実際に体験してみると、その表現はまさにぴったりでした。履き始めは「本当に大丈夫なの?」と思うほど硬くて戸惑いますが、焦らず少しずつ履き込めば、ブーツも自分の体もちゃんと慣れてきます。
これから初めてオフロードブーツを履く方は、この「最初の壁」に驚くかもしれません。でも、その壁の向こうには、安心感のあるライディングと、もっと楽しいオフロードや林道ツーリングが待っています。ぜひ焦らず、自分のペースで慣らしを楽しんでくださいね。🏍️

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筆者
たけ!

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