
前回は、トライアンフ スクランブラー400XCと純正タイヤのメッツラー カルーストリートのまま、無事に梵天山展望台まで登ることができました。
この日は天気もめっちゃ良かったので、帰りは来たときとは違うルートを走って、普通にツーリングを楽しみながら帰ろうと思っていました。
そんなことを考えながら、機嫌よく下山していったのですが……
このあと、まさかあんなことになるとは、この時はまだ知る由もありませんでした。

帰り道も森の中を抜けていく、気持ちのいいルートです。
途中にはいくつか水たまりもありましたが、これくらいなら全然大丈夫!
水たまりを避けたり、ちょっとだけラインを変えたりしながら、楽しく走っていきます。
この時はまだ、完全にツーリング気分でした。笑

途中に、ちょっといい感じの橋があったので渡ってみます。
せっかくなので、ここでスクランブラー400XCの記念撮影。

楽しく山を下りて、麓までやってきました。
そこはもう春爛漫。梅の花も満開で、めっちゃ気持ちいいです。
この時の私は、これから起こることなど何も知らずに、能天気に花の香りを嗅ぎながら、鼻歌まじりで帰り道のルート検索をしていたのでありました。はい。笑
いろいろと検索していると、ちょうど帰り道に**「紀泉高原スカイライン」**があることが分かりました。
「ここを通って帰ったら気持ちよさそうやなぁ〜」
そんなわけで、帰りは紀泉高原スカイラインを通って帰ることにしました。

紀泉高原スカイラインのワインディングを、スクランブラー400XCでヒラヒラと走っていきます。
和泉葛城山の山頂を越えて下り始め、しばらく走ったところで……
突然、目の前に女神様が現れました。
女神様がこう尋ねます。
「あなたが行く道は右の道? 左の道? それとも真ん中の道ですか?」
正直者の自分は、こう答えました。
「左の道です。」
すると女神様が、
「さぁ、お行きなさい。」
……ということで、左の道を進むことにしました。
うそです。笑
まぁ、この状況でオフ系のライダーなら、選ぶのは左か真ん中ですよね。
例に漏れず、私も左の道を選んで走り出しました。
少し濡れてはいるものの、なんとか走れそうな林道です。
「これなら大丈夫そうやな」
なんて思いながら、少しずつペースを上げていこうとした、その瞬間!
事件は起きました……。

ぎゃー!ポテちん……💦
こけました。。。
フロントタイヤがぬかるみに入った瞬間、そのままズルッと持っていかれました。
やっぱりメッツラー カルーストリートでは、こういう状況は厳しかったみたいです。
前から「ぬかるみには弱いなぁ」と分かってはいたんですけどね。
梵天山展望台まで無事に登れたことで、ちょっと気を良くしていたのかもしれません。
完全に注意不足でした。
ほんの一瞬でした。
「あっ」と思った次の瞬間には、スクランブラー400XCと一緒に地面に転がっていました……。

「う〜ん、スクランブラー400XCの裏側って、こうなってるのね……」
なんて、最近のバイクはタイコがデカいなぁとか、呑気に観察している場合ではありません。
……まぁ、ちゃっかり写真は撮っていますけどね💦
幸い、身体にはどこにも怪我はありませんでした。気を取り直して、
「よいしょっと!」
バイクを起こします。スクランブラー400XC、なかなかの重さです💦
さて、まずはバイクにどれくらいダメージがあるのか確認ですね。

まず目に入ったのがナックルガード。
ドロドロになってるうえに、しっかり曲がってます💦
そして……
「あ〜、クラッチレバーが折れてる……」
ただ、根本からポッキリ折れているわけではなく、途中から折れているのでクラッチ操作には問題なさそうです。
あぁ、良かった。
とりあえず自走はできそうなので、ひと安心。

次に確認するのはチェンジペダル。
「あ〜、チェンジペダルも曲がってる〜💦」
ただ、曲がってはいるものの、なんとかシフトチェンジはできそうです。
フットペグも確認してみると、転倒したときにフットペグスプリングが強く押し曲げられたようで、少しグラグラしています。でも、こちらも問題なさそう。
あとはエンジンです。恐る恐る再始動してみます。
「キュルルルルッ……どどどどど……」
はい、問題なく始動しました!
はぁ〜、良かった。
これなら自走して帰れそうです。
こんな時は、やっぱり友達と一緒に来れば良かったかなぁ……とも思います。
でも、ソロはソロで楽しいんですよね、でもこのあたりは、なかなか悩ましいところです。笑
さて、このまま林道を進もうかとも思いましたが、この先どんなトラブルが待っているか分かりません。
今回はここで引き返して、舗装路を走って帰ることにしました。
ちなみに後日、情報通の方から聞いたのですが、真ん中の道もかなりの難所らしいです。
なんでも、ハンターカブがえらいことになったとか……。
勇者の方の挑戦&報告をお待ちしています。笑
そんなわけで、なんとか無事に家までたどり着きました。
でも、今回の道はちょっと悔しい。今度また挑戦してみたいと思います。
……と、その前にやることがあります。
そうです。スクランブラー400XCの修復です!
まずは曲がったチェンジペダル。スチール製なので、適当な鉄パイプを突っ込んで……
力ずくで元の位置に戻しました。笑
続いて曲がったナックルガード。
正確には「曲がった」というより、転倒の衝撃でズレていただけだったようです。バーエンドのネジを緩めて位置を調整すると、こちらも無事に元の状態へ戻すことができました。とりあえず、これで最低限の修復は完了です。

次は、先っちょだけが折れてしまったクラッチレバーです。
レバーだけ交換できればよかったのですが、残念ながらレバー部分だけではパーツが出ないとのこと。仕方なく、アッセンブリーで交換することになりました。
発注してから3日ほどで部品が届きました。
今回交換する部品はこちら。
パーツナンバー:TA161034
品名:ASSEMBLY LEVER-HOLDER LH
税込価格:12,100円
……とほほ。💦
先っちょが折れただけなのに、アッセンブリー交換です。とはいえ、仕方ありません。
そんなわけで、部品を交換していきます。

さて、クラッチレバーアッセンブリーを交換しようとすると、まずグリップを抜いて本体を取り外す必要がありそうです。
さらに配線の関係で、おそらくタンクも外さないといけないようです。
さすがにそこまで大掛かりな作業はしたくないので、今回はレバー部分だけを交換することにしました。
クラッチレバーを裏返してみると、レバーを固定している軸が、ちょっと変わった形のスナップリングで止まっています。こんな形のスナップリングを見るのは初めてです。
「これ、うまく外せるかなぁ……💦」
ちょっと不安ですが、とりあえずやってみましょう。

幸い、手持ちのアストロプロダクツで買ったスナップリングプライヤーで、無事に外すことができました。はい。
このタイプのスナップリングは、外した瞬間に勢いよく飛んでいくことがあるので注意してくださいね。あとは折れてしまったクラッチレバーを新品に交換して、作業完了です!
これで……スクランブラー400XC、完全復活です!
やったぁ〜!\(^o^)/今回はちょっと痛い出費になりましたが、無事に元の姿に戻ってひと安心です。

最後になりますが、今回の一件をきっかけに、家族から「万が一に備えて」ということで、捜索活動用にAppleのAirTagを装備することを余儀なくされてしまいましたとさ……💦まぁ、AirTagのお世話にならないように、これからは今まで以上に安全運転でいきたいと思います〜。
和泉葛城山、今回は見事に散りましたが、またリベンジしてみようかな。笑ではでは。
今回もご覧いただき、ありがとうございました!







コメント