
さて今回は、我が家の働き者スズキ・レッツ2の駆動系メンテナンスということで、ドライブベルトの交換をやっていきます。はい。
普段は相方の買い物仕様として日々せっせと走り回り、ときには原チャツーリングにも連れ出されるという、なかなかハードな使われ方をしている一台。気がつけば推定19歳ということで、外装の艶もだいぶ落ち着いてきましたが、それもまぁ味ということで。
ここ最近はアイドリングの不安定さや、アクセルのツキの悪さといった症状が出てきており、前回の記事ではキャブレターのオーバーホールを実施しました。内部の状態もそれなりに年季が入っていましたが、しっかり清掃してキャブはリフレッシュ済みです。
とはいえ、長年ノーメンテで頑張ってきたのはキャブだけではありません。駆動系も同様に手つかずの状態だったため、「ここもそろそろやっておくかぁ」ということで、今回はドライブベルト交換です。
走行に直結する部分だけに、劣化したまま使い続けるのはちょっと怖いところ。しっかりリフレッシュしていきます。
なお、この記事はあくまで個人の整備記録です。作業はすべて自己責任で、安全に十分配慮しながら無理のない範囲で行ってくださいね。
それでは、ぼちぼち作業開始です。

まず先にキックペダルを外し、その後に樹脂製のカバーを外していきます。あわせてエアクリーナーボックスの固定ボルト2本も外します。ここを外しておかないとカバーが取り外せないので注意です。

樹脂製のカバーを外すと、キックペダルのカバーが現れます。ここはプラスネジで固定されているため、取り外す際はネジを舐めないよう慎重に作業してくださいね。

はい、カバーが外れました。長年の汚れで中は真っ黒け💦
今回はここは分解せず、汚れだけをきれいに落とし、シャフト部分にはグリスアップをしておきました。

こちらの写真が車体側です。ドライブベルトが見えてきました。どんどん分解していきます。

クラッチ側のナットは、なぜか工具箱に入っていたこの工具を使い、クラッチアウターの穴に噛ませて取り外します。

問題はこちらのキックギアの取り外し方法です。レンチを回すとギアも一緒に回ってしまうため、なんとか固定する必要があります。いろいろ試行錯誤した結果、8mmの六角レンチをギアの隙間に差し込むことで固定できることが判明。そんなわけで、よいしょっとナットを外します。

無事にナットが外れました。写真ではわかりにくいですが、ドライブベルトには何箇所もヒビが入っていました。

車体から取り外した状態です。

こちらの写真で上に写っているのが新品のドライブベルトで、幅は16mmです。
下が車体から取り出したもので、こちらは14mmでした。
長年の走行で(実際に何キロ走ったのかは不明で、オドメーターも何周目か覚えていません💦)2mmも痩せていました。

次にウェイトローラーを外そうと、プーリーのプラスネジ3本を外していたのですが、最後の1本でやってしまいました。ネジが舐めました(泣)。
なんとかプライヤーを使って外せましたが、やはりプラスネジを外すときは注意が必要ですね。

無事に分解できたプーリーです。ウェイトローラーが6個入っています。中は真っ黒でした。
パーツクリーナーでしっかり掃除していきます。

外したウェイトローラーと樹脂製の部品です。ウェイトローラーは真っ黒で、「どんだけ摩耗してるねん」と言いたくなるくらい偏摩耗しており、かなりひどい状態でした。
これらの部品はすべて新品に交換します。

プーリーのドライブベルトが当たる面です。ここも少し摩耗していますが、今回は部品を発注していなかったため、清掃のみでこのまま組み付けます。

続いてクラッチの分解なんですが、ここで問題が発生。
クラッチアッシーを固定しているナットが34mmもあるのですが、そんなレンチは持っていません。
うーん、どうしよう。

そんなわけで、ここはナップスに行って工具を物色。
すると、なんとキタコから専用工具が出ていました。知らんかった。税込3,234円はちょっと高い気もしますが、これがないと作業が進まないのでお買い上げです。はい。
(しかもこのあと、専用工具ならではの便利さの恩恵を受けることに)

おー、さすが専用工具。ぴったりやん!というわけで、サクサクっと分解していきます。
このナットを緩めると下に強めのスプリングが入っているため、外れる瞬間は部品の飛び出しに注意してくださいね。
あとは新品のクラッチアッシーに交換して、元通りに組み付けます。

ここまでくれば、残る作業はあと少し。どんどん元通りに部品を組み付けていきます。
ここの2箇所のナットの取り付けが最後の難関だったのですが、ここでも専用工具が活躍。さすがやなぁ。難なく締め付け完了です。
分解時は8mmの六角レンチを使って強引にギアを固定していましたが、専用工具を使うとこんなにスマートに固定できます。はい。
なお、写真では34mmの穴を使っていますが、正解は32mmです。

すべてのパーツを組み付けて作業は完了。試走に行こう!の、その前に、ちょっと気になっていたメーターのクラックもリフレッシュしておきます。
ここは乗っている間ずっと視界に入る部分なので、前から気になっていたんですよね。

はい、新品に交換してきれいになりました。いい感じです。
しかしながら、今回の作業の中ではなかなかの高額パーツでした。まぁ、きれいになったからいいっかぁ(笑)。

お待たせしました。試走です、近所の山の麓までやってきました。

試走の結果です。
直線道路や山の坂道、発進から減速後の再加速など、いろいろなパターンで乗ってみました。
その結果、加速は明らかに滑らかになり、最高速も伸びている印象。坂道の登りも以前よりしっかり粘るようになりました。
前回のキャブレターオーバーホールとの相乗効果もあって、全体的にかなりいいフィーリングです。
これでまたレッツ2も元気に走ってくれそうですね(笑)。
とはいえ、こうなってくると今度は外装のヤレが気になってくるところ。次はこのあたりも手を入れていきたいですね。
というわけで、今回はここまで。最後までご覧いただきありがとうございました。



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